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2)このような外国籍の子や親の要望や悩みをどのように受けとめ、理解し、どのように対応したり、改善したらよいのか、保育実践上の基本的な考え方と方法について若干提言したい。

 

・問題点解決の基本的な鍵概念としてのアコモデーションaccommodation-外国籍の幼児が自らの意思で、問題点が解決でき、自立の方向に、求めに応じて援助する活動としてとらえる。
・マジョリティ(majorities日本の保育者・幼児)とマイノリティ(minorities外国籍の幼児・親)とのかかわり方の視点
・外国籍幼児の心理的要求に適応しやすい園環境のあり方-強い類別(classification)・枠づけ(framing)から弱い類別・枠づけへの転換

 

参考文献
萩原元昭:外国籍幼児に適応する園環境の構造
「国際幼児教育研究」第3号国際幼児教育学会編
PP13〜24.1996
萩原元昭:国際理解と幼稚園教育
「初等教育資料」No.629.1995
PP84〜90.

 

 

 

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